稲葉圭昭の現在は?札幌の探偵業と依存症予防活動、稲葉事件の真相を徹底解説
2026年現在、元北海道警察警部の稲葉圭昭氏は、札幌市で探偵業を営むとともに、薬物依存症の予防啓発に関わる活動を続けています。かつて「銃器対策のエース」と呼ばれた刑事は、覚醒剤取締法違反などで懲役9年の実刑判決を受け、警察組織を揺るがす不祥事の当事者となりました。その後、自らの経験を著書『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』にまとめ、映画『日本で一番悪い奴ら』の原作として再び注目を集めています。
現在の活動を知る手がかりは、札幌のいなば探偵事務所の公式サイトだけではありません。2026年に札幌市が公開したNPO法人の設立認証申請関連資料には、稲葉氏の依存症予防啓発活動や、薬物依存症者とその家族を支援する取り組みも記載されています。事件の判決、出所時期、八百屋・惣菜店の経歴、家族や畑中絹代氏をめぐる情報まで、公開資料をもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の活動:札幌のいなば探偵事務所を運営し、ASK依存症予防教育アドバイザーとしても活動。
- 事件の経緯:2002年に逮捕され、2003年4月に懲役9年・罰金160万円の実刑判決を受けたと報じられている。
- 事件後の歩み:2011年に著書を出版。2026年の札幌市の資料では、依存症予防啓発や支援活動に関する取り組みが紹介されている。
【2026年最新】稲葉圭昭の現在は札幌の探偵業と依存症予防活動
稲葉圭昭氏の現在を知るうえで、まず確認したいのが本人の事業所公式サイトと、札幌市が公開した2026年の資料です。これらからは、刑事としての過去を持つ人物が、探偵業と依存症予防啓発という二つの分野で活動していることが分かります。
いなば探偵事務所の代表として活動
いなば探偵事務所の公式サイトでは、稲葉圭昭氏が代表者として紹介されています。事業所概要には北海道札幌市中央区の所在地と北海道公安委員会の探偵業届出番号が掲載され、人探し、浮気調査、行動・素行調査、結婚相手の身元調査、いじめ調査、ストーカー調査、パワハラ・セクハラ調査などが取扱業務として挙げられています。
本人は公式サイトで、長年の刑事経験を生かして困っている人の役に立ちたいという趣旨を説明しています。また、同サイトでは「道内初/ASK依存症予防教育アドバイザー」と掲げています。これは事業所側が示している肩書きであり、探偵業と依存症予防啓発の両方を活動の柱にしている点が特徴です。
2026年の資料で判明した新たな活動
2026年の動向を知るうえで注目されるのが、札幌市が公開したNPO法人の設立認証申請関連資料です。2026年3月22日付の資料には、稲葉氏が「子ども食堂及び薬物依存症者とその家族を救う会 希望」の設立代表者として記載されています。
同資料によると、稲葉氏は2020年に薬物依存予防教育アドバイザーの資格を取得。依存症の予防啓発を目的とする講演会を継続して開催し、これまでに30回以上の実績があるとされています。また、2024年には札幌保護観察所が実施する薬物再乱用防止プログラムに、外部協力者として参加している旨も記載されています。
ここで重要なのは、探偵業だけでなく、薬物依存症からの回復や再乱用防止に関わる活動が、公的な申請関連資料にも記録されていることです。ただし、設立認証申請関連資料への記載と、法人の設立認証が完了していることは別の事柄です。資料から読み取れる活動実績と、法人の認証状況は区別して理解する必要があります。

【経歴年表】逮捕・懲役9年の判決から出所後まで
稲葉圭昭氏は1953年に北海道で生まれ、東洋大学を卒業後、1976年に北海道警察へ採用されました。機動隊や機動捜査隊、各警察署で勤務した後、1993年には道警本部の銃器対策部門に移っています。拳銃摘発の実績を積み重ねた一方、違法捜査への関与や薬物犯罪が問題となり、2002年に逮捕されました。
事件後の経歴を整理すると、刑事としてのキャリア、服役、著作の出版、探偵業への転身、依存症予防活動という流れが見えてきます。
| 時期 | 主な出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 1953年 | 北海道で誕生 | 講談社の著者紹介に記載 |
| 1976年 | 北海道警察に採用 | 東洋大学卒業後、警察官として勤務 |
| 1993年 | 銃器対策部門へ異動 | 道警本部の銃器対策室などで勤務 |
| 2002年7月 | 稲葉事件が発覚 | 覚醒剤取締法違反などの容疑で逮捕 |
| 2003年4月 | 実刑判決 | 懲役9年・罰金160万円 |
| 2010年6月 | 仮出所とされる時期 | 一部の後年のまとめ記事に記載 |
| 2011年9月 | 刑期満了 | 講談社の著者紹介では9月23日と記載 |
| 2011年10月 | 『恥さらし』を出版 | 自身の経歴と稲葉事件を振り返るノンフィクション |
| 2010年代 | 探偵業へ転身 | 札幌でいなば探偵事務所を開設 |
| 2020年 | 依存症予防教育アドバイザーの資格取得 | 札幌市の2026年資料に記載 |
| 2024年 | 薬物再乱用防止プログラムに協力 | 札幌保護観察所のプログラムに外部協力者として参加 |
| 2026年 | 依存症予防啓発などの活動が資料に記載 | NPO法人の設立認証申請関連資料で活動経歴を紹介 |
年表で注意したいのが出所時期です。一部のまとめ記事は2010年6月の仮出所を記載する一方、講談社の著者紹介は2011年9月23日を刑期満了日としています。仮出所と刑期満了は同じ意味ではないため、両者を単純に矛盾とみなすことはできません。事件後の経歴を調べる際には、出所に関する記述と刑期の終了に関する記述を分けて読むことが大切です。
【稲葉事件の真相】懲役9年の判決と北海道警察の不祥事
稲葉事件とは、北海道警察の現役警部だった稲葉圭昭氏が覚醒剤取締法違反や銃砲刀剣類所持等取締法違反などで逮捕・起訴され、警察の捜査手法や組織の管理体制にも注目が集まった事件です。2002年7月の逮捕をきっかけに、個人の薬物犯罪だけでは説明できない問題が公判で取り上げられました。
拳銃摘発の実績の裏にあった問題
稲葉氏は、銃器対策部門で拳銃摘発の実績を積み、「銃対のエース」と呼ばれた人物です。しかし、文春オンラインの2022年のインタビュー記事では、拳銃の押収をめぐる不適切な手法や、情報提供者との関係が詳しく紹介されています。摘発件数という目に見える成果が、必ずしも適法で公正な捜査を意味しないことを示す事例です。
さらに、本人の著書『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』では、捜査協力者との関係、違法捜査、覚醒剤の密売などが主要なテーマとして扱われています。講談社の書籍紹介は、2000年春に函館新港へ運ばれた覚醒剤130キロ、末端価格約40億円とされる事件にも触れています。これは書籍の紹介文に記載された内容であり、個別の経緯を検討する際には、公判記録や当時の報道と区別して読む必要があります。
懲役9年の判決と組織的な問題
稲葉氏は2003年4月、懲役9年・罰金160万円の実刑判決を受けたと報じられています。判決の対象となった本人の薬物犯罪などに加え、公判では拳銃の押収をめぐる捜査手法や、上司の関与についても証言が行われました。
稲葉事件が大きな社会問題となった理由は、警察官が犯罪に手を染めたという事実だけではありません。捜査実績を優先する組織風土、情報提供者への依存、監督や検証の仕組みが十分に機能していたのかという問題が浮上したためです。講談社の書籍紹介でも、事件の公判で違法捜査や銃刀法違反に関する偽証などが明らかになり、2003年に発覚した北海道警察の裏金問題との関連が説明されています。
一方で、稲葉氏自身の犯罪責任と、警察組織の管理責任は分けて考えなければなりません。組織の問題があったとしても、違法行為に関与した個人の責任がなくなるわけではありません。事件の検証では、本人の供述、裁判で認定された事実、警察組織への批判をそれぞれ区別することが欠かせません。

【著書と映画】『恥さらし』から『日本で一番悪い奴ら』へ
稲葉事件が後年も語り継がれている理由の一つが、稲葉氏自身の著書と、それを原作とする映画です。本人の経歴や事件を知るうえで、書籍と映画は重要な手がかりになりますが、ノンフィクションと映画作品にはそれぞれ異なる役割があります。
2011年刊行『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』
稲葉氏は2011年10月7日、講談社から『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』を刊行しました。書籍では、警察官としての歩み、銃器対策部門での経験、情報提供者との関係、違法捜査、薬物犯罪、逮捕、公判での証言などが扱われています。
本書の特徴は、事件の当事者が自身の経歴を振り返り、警察組織の問題を告発する立場から記述していることです。そのため、本人の証言を知る資料として価値がある一方、組織の実態や他の関係者の責任を検討する際には、裁判資料や第三者による報道と照らし合わせる視点も必要です。
2016年公開『日本で一番悪い奴ら』
映画『日本で一番悪い奴ら』は、2016年6月25日に公開された作品です。綾野剛さんが主演し、白石和彌監督が手がけました。原作は稲葉氏の著書『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』です。配給・製作に関する日活の作品情報でも、稲葉事件と映画の関係が紹介されています。
映画では、警察官が成果を追い求める過程で倫理観を失っていく姿や、組織と個人の関係がドラマとして描かれています。ただし、映画は映像作品として再構成されたものであり、登場人物の描写や個々の場面をそのまま裁判で認定された事実と同一視することはできません。
事件の実態を詳しく知りたい場合は、まず書籍で当事者の説明を読み、次に裁判の経緯や報道記録を確認し、映画を事件の社会的な受け止め方を考える材料として鑑賞する。この順序で整理すると、実際の事件と映像表現の違いが理解しやすくなります。
【ASK依存症予防教育アドバイザー】稲葉圭昭の事件後の活動
稲葉氏の事件後の歩みを考えるうえで、探偵業と並んで重要なのが、ASK依存症予防教育アドバイザーとしての活動です。薬物犯罪で服役した本人が依存症予防啓発に携わるという経歴は、事件の責任と、その後の社会参加をどう考えるかという問題にもつながります。
依存症予防教育アドバイザーとは
ASKは、アルコールや薬物などの依存症に関する問題に取り組む団体です。厚生労働省の依存症啓発関連資料では、依存症予防教育アドバイザーについて、依存症の予防や正しい理解を広め、偏見の是正や回復の支援につなげる活動として説明しています。
活動の目的は、依存症に関する知識を広げることだけではありません。問題の早期発見や、必要な支援につながる環境づくり、再発予防について理解を促すことも含まれます。当事者や回復経験者が自らの経験を生かして啓発に携わることも、その活動の一つです。
稲葉氏の活動で注目される点
札幌市が公開した2026年の申請関連資料には、稲葉氏が2020年に資格を取得し、薬物依存症の予防啓発を目的とする講演会を継続して開催してきた経歴が記されています。また、2024年には札幌保護観察所の薬物再乱用防止プログラムに外部協力者として参加したとされています。
この経歴から読み取れるのは、事件後の活動が、単なる過去の告白やメディア出演だけにとどまらず、依存症の予防啓発や再乱用防止に関わる取り組みへと広がっていることです。ただし、資格取得や講演実績があることと、過去の犯罪について社会的な評価が確定することは別の問題です。
依存症への対応では、本人の責任を問うことと、依存症について正しく理解し、再発防止や回復を支援することを両立させる必要があります。稲葉氏の活動は、その二つをどう両立するかを考える事例として捉えられます。

【家族・畑中絹代・渡辺司】現在の情報と過去の報道を整理
稲葉圭昭氏の現在を検索すると、家族、交際相手とされる畑中絹代氏、事件の関係者だった渡辺司氏などの名前も出てきます。しかし、事件当時の報道や後年のまとめ記事で言及された人物について、現在の生活状況まで分かるとは限りません。
畑中絹代氏の現在は分かっているのか
畑中絹代氏については、稲葉氏との交際関係をめぐる過去の報道や、事件の周辺事情をまとめた記事で名前が挙げられています。一方、2026年現在の職業や生活状況を裏付ける新しい公的情報は、今回確認した資料からは把握できません。
過去の交際関係に関する記述を、そのまま現在の人物像や生活状況に結びつけるのは適切ではありません。事件の経緯を理解するための情報と、現在の私生活に関する情報は分けて考える必要があります。
渡辺司の自首や事件関係者をめぐる情報
渡辺司氏も、稲葉事件の周辺人物として後年の記事やまとめで取り上げられてきました。自首や事件への関与をめぐる記述を調べる場合は、当時の報道、公判に関する記録、後年の解説記事が同じ内容を示しているかを区別することが大切です。
事件の周辺人物については、断片的な情報が繰り返し引用されることで、事実関係と推測が混在しやすくなります。稲葉事件の全体像を理解するには、個々の人物のエピソードだけでなく、裁判で扱われた犯罪事実や捜査手法、組織の管理体制をあわせて見る必要があります。
家族や八百屋・惣菜店の経歴はどうなっているのか
稲葉氏の家族構成や家族の現在については、本人の公開プロフィールなどで詳細が明らかにされているわけではありません。家族に関する情報を探す際には、事件当時の記述を現在の家族の状況と混同しないことが重要です。
また、稲葉氏が八百屋や惣菜店を営んでいたという話も、過去の紹介記事などで取り上げられています。2026年の札幌市の申請関連資料には、2011年の「千徳惣菜店」に関する経歴が記載されています。ただし、これだけで2026年現在も同じ店舗を営業していると判断することはできません。
現在の活動については、事業所公式サイトに掲載された探偵業の情報や、札幌市の資料に記載された依存症予防啓発の実績を手がかりにするのが確実です。過去の生活や人間関係に関する話題と、現在確認できる事業・社会活動の情報を分けて理解することが、稲葉氏の現在を正確に把握する近道になります。
【稲葉圭昭現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:稲葉圭昭は2026年現在、何をしているのですか?
A1:いなば探偵事務所の公式サイトでは代表者として紹介され、ASK依存症予防教育アドバイザーとしての肩書きも掲載されています。さらに、2026年の札幌市の申請関連資料には、依存症予防啓発や薬物再乱用防止プログラムへの協力に関する経歴が記載されています。
Q2:稲葉圭昭の判決は懲役何年でしたか?
A2:懲役9年・罰金160万円の実刑判決を受けたと報じられています。2002年に逮捕され、2003年4月に判決が言い渡されたとする報道があります。
Q3:稲葉圭昭は2010年6月に仮出所したのですか?
A3:一部のまとめ記事では2010年6月の仮出所とされています。一方、講談社の著者紹介は2011年9月23日を刑期満了日と記載しています。仮出所と刑期満了は異なるため、両方の日付の意味を区別して理解する必要があります。
Q4:『日本で一番悪い奴ら』は実話なのですか?
A4:稲葉事件を題材とし、稲葉氏の著書『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』を原作とする2016年公開の映画です。ただし、映画はドラマとして再構成されているため、個々の場面や描写をすべて裁判で認定された事実と同一視することはできません。
Q5:畑中絹代氏や稲葉氏の家族は現在どうしていますか?
A5:畑中氏の現在の生活状況や、稲葉氏の家族構成・家族の現在については、今回確認した公開資料から詳しい状況を把握できません。過去の報道と現在の私生活に関する情報は分けて考える必要があります。
まとめ:稲葉圭昭の現在から見える事件後の歩み
稲葉圭昭氏は、北海道警察の元警部として稲葉事件の当事者となり、懲役9年の実刑判決を受けました。事件後は著書『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』を刊行し、その内容は映画『日本で一番悪い奴ら』の原作となりました。
2026年現在の活動を示す資料としては、札幌のいなば探偵事務所の公式サイトに加え、札幌市が公開したNPO法人の設立認証申請関連資料が挙げられます。そこには、ASK依存症予防教育アドバイザーの資格取得、30回以上の講演実績、薬物再乱用防止プログラムへの協力などが記されています。
稲葉事件を理解するうえで大切なのは、過去の犯罪への責任、警察組織の管理体制、そして事件後の社会活動を混同しないことです。判決や公判の経緯は報道・書籍資料から、現在の活動は本人の事業所情報や公的資料から確認する。この区別を保つことで、稲葉圭昭という人物の過去と現在を、より立体的に捉えられます。 (出典: 稲葉 圭昭 現在(Yahoo!ニュース))