ペアフリー歴代最高得点は158.13点!りくりゅうの記録とギネス認定を徹底解説
フィギュアスケートのペア競技で、フリースケーティング(フリー)の歴代最高得点を記録したのは、日本の三浦璃来・木原龍一組、愛称「りくりゅう」です。2026年2月16日、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックでマークした158.13点は、ISU(国際スケート連盟)の公式記録に掲載され、同年10月にはギネス世界記録にも認定されました。
ただし、フリーの最高得点とショートプログラム(SP)の最高得点、さらにSPとフリーを合算した合計得点の最高記録は、それぞれ別のものです。三浦・木原組の158.13点はフリーの最高得点ですが、ペアの合計得点では別の記録が残っています。採点ルールの変更も含め、2026年10月22日時点の公式データをもとに、歴代記録と更新の経緯を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- フリー歴代最高得点:三浦璃来・木原龍一組が2026年2月16日に158.13点を記録。
- ギネス世界記録:2026年10月6日に「フィギュアスケート・ペアのフリースケーティングにおける最高得点」として認定が発表された。
- 記録を比較する際の注意点:SPの最高得点は84.41点、合計得点の最高記録は239.88点で、フリーの158.13点とは区別する必要がある。
【2026年最新】ペアフリー歴代最高得点は158.13点!りくりゅうが五輪で更新
フィギュアスケートペアのフリー歴代最高得点は、三浦璃来・木原龍一組がミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックで記録した158.13点です。ISU公式リザルトでは、2026年2月16日のペア・フリースケーティングで1位となり、技術点82.73点、演技構成点75.40点、減点0点という内訳が記録されています。
合計すると、82.73点+75.40点=158.13点です。技術的な難度と実施の質だけでなく、プログラム全体の構成や表現、スケーティング技術も評価された結果でした。
この演技によって、それまでのフリー最高得点だったアナスタシア・ミシナ/アレクサンドル・ガリアモフ組の157.46点を0.67点上回りました。同組が2022年1月の欧州選手権で樹立した記録を、約4年ぶりに更新した形です。
さらに、三浦・木原組はフリーだけでなく、個人戦の合計得点231.24点で優勝し、金メダルを獲得しました。ショートプログラムでは73.11点で5位でしたが、フリーでトップの得点を出して逆転したことも、この大会を象徴する重要なポイントです。
なお、158.13点は単に日本選手が記録した高得点というだけではありません。ISUの2026年10月9日時点のフリー・パーソナルベスト統計でも1位に掲載されており、2026年10月22日時点で公式に確認できるペアフリーの最高記録です。

【歴代得点比較】ペアフリーの世界最高得点ランキング上位5組
フリーの最高得点を比較する際は、選手名だけでなく、得点を記録した大会と日付も押さえておく必要があります。ISUの「Personal Best Scores(パーソナルベスト得点)」に掲載されたシニアの主要な上位記録は、次のとおりです。
| 順位 | 選手 | フリー得点 | 大会・記録日 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 三浦璃来/木原龍一 | 158.13点 | ミラノ・コルティナ五輪・2026年2月16日 |
| 2位 | アナスタシア・ミシナ/アレクサンドル・ガリアモフ | 157.46点 | 欧州選手権・2022年1月13日 |
| 3位 | 隋文静(スイ・ウェンジン)/韓聰(ハン・ツォン) | 155.60点 | 世界選手権・2019年3月21日 |
| 4位 | エフゲーニャ・タラソワ/ウラジーミル・モロゾフ | 155.00点 | 北京五輪・2022年2月19日 |
| 5位 | ヴァネッサ・ジェームズ/モーガン・シプレ | 152.52点 | 世界国別対抗戦・2019年4月13日 |
この順位は、2018-19シーズン以降の採点制度に基づくISU公式のパーソナルベスト統計を基準にしています。過去の大会すべてを同一条件で採点し直したランキングではありません。
注目したいのは、1位の158.13点と2位の157.46点の差が、わずか0.67点であることです。ペア競技では、ジャンプやリフト、スロージャンプ、スロースローなどの技術要素に加え、2人のタイミングや一体感、演技全体の完成度が得点を左右します。僅差の記録を比較するときには、技術点と演技構成点の内訳まで確認すると、得点の意味を理解しやすくなります。
また、フリーの歴代最高得点は、必ずしも大会優勝者の合計得点ランキングと一致しません。フリーだけの記録を知りたい場合は、SPや合計点のランキングを混ぜず、ISUのフリー種目別統計を見ることが基本です。
【ギネス世界記録】158.13点はいつ認定された?五輪から正式発表までの経緯
三浦・木原組の158.13点は、五輪当日にISUの競技記録として確定した後、ギネス世界記録にも認定されました。競技で得点を記録した日と、ギネスによる認定が発表された日は異なります。
ギネス世界記録の公式発表と報道各社の報道を整理すると、経緯は次のようになります。
- 2026年2月16日:ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのペア・フリーで158.13点を記録。ISU公式結果で1位となり、ペアフリーの最高得点を更新した。
- 2026年10月6日:ギネス世界記録が「フィギュアスケート・ペアのフリースケーティングにおける最高得点」として正式認定を発表した。
- 2026年10月7日以降:日本の報道各社が認定を報道し、2人が認定証を受け取ったことや、記録に対する喜びを伝えた。
ギネス世界記録の公式記録ページにも、達成者はRiku Miura、Ryuichi Kihara、得点は158.13点、場所はイタリア・ミラノ、達成日は2026年2月16日と掲載されています。
認定発表時、三浦は幼少期から憧れていたギネス世界記録の認定を受けられたことへの喜びを語ったと日刊スポーツなどが報じました。木原も、競技生活の先にこのような日が来るとは想像していなかったという趣旨のコメントを寄せています。
ここで重要なのは、ギネス認定とISUの競技記録は役割が異なることです。ISUは競技の公式結果や選手のパーソナルベストを管理し、ギネス世界記録は独自の記録タイトルとして認定します。今回の認定は、五輪で実際に記録された158.13点に基づくものであり、ギネス認定によって競技得点そのものが変更されたわけではありません。

【SP・合計得点との違い】ペアの世界最高得点はフリーだけではない
「ペアの世界最高得点」と検索すると、フリー、ショートプログラム、合計得点の記録が混在して表示されることがあります。しかし、この3つは別々の指標です。三浦・木原組の158.13点はフリーの最高得点であり、SPや合計得点の歴代最高記録ではありません。
ショートプログラムの歴代最高得点は84.41点です。隋文静/韓聰組が2022年2月18日の北京冬季オリンピックで記録しました。ISUの2026年10月9日時点のSP統計でも、この得点が1位です。
三浦・木原組のSPに関しては、団体戦で82.84点を記録しています。一方、個人戦のSPは73.11点でした。82.84点は団体戦でのパーソナルベストとして記録されていますが、SPの歴代最高得点である84.41点を上回るものではありません。大会の区分と個々の演技の結果を混同しないことが大切です。
さらに、SPとフリーを合算したペアの合計得点の最高記録は239.88点で、隋文静/韓聰組が2022年の北京五輪で記録しました。2位はミシナ/ガリアモフ組の239.82点、3位はタラソワ/モロゾフ組の239.25点です。
三浦・木原組の五輪合計得点231.24点は、ISUの合計得点統計で8位に位置しています。フリーで歴代最高得点を出したからといって、合計得点でも自動的に歴代1位になるわけではないことが、この比較から分かります。
記録を調べるときは、検索結果の見出しだけで判断せず、得点が「SP」「フリー」「合計」のどれに当たるのかを確認しましょう。特に、フリーの最高得点と大会全体の最高得点を同じ意味で扱うのは、よくある誤解の一つです。
【新採点システムの仕組み】歴代最高得点を昔の記録と単純比較できない理由
フィギュアスケートの得点は、単純に演技の難しさだけを表す数字ではありません。採点制度の変更によって評価の方法や得点の構造が変わってきたため、異なる制度の記録を同じ基準で比較することには注意が必要です。
2002年のソルトレークシティー五輪をめぐる採点問題などを背景に、フィギュアスケートでは従来の6.0点満点方式に代わる新採点システムが導入され、2004年から本格的に運用されました。その後も技術要素の評価方法や演技構成点などの見直しが行われています。
特に2018-19シーズンには、技術要素の出来栄え点(GOE)の評価幅が従来のプラス・マイナス3からプラス・マイナス5へ変更されました。演技構成点の扱いなども改定され、得点の出方が変わっています。現在のISU公式ランキングが2018-19シーズン以降の記録を中心に整理されているのは、こうした制度上の違いと関係しています。
2026年の採点では、フリーの総得点は主に次の要素から構成されます。
- 技術点(TES):ジャンプ、リフト、スピン、ステップなどの技術要素について、基礎点と出来栄え点をもとに算出する。
- 演技構成点(PCS):構成、表現、スケーティング技術など、プログラム全体の質を評価する。
- 減点:転倒など、規定に該当する違反や不備に対して差し引かれる点数。
三浦・木原組の158.13点は、技術点82.73点と演技構成点75.40点の合計で、減点はありませんでした。高難度の技を成功させるだけでなく、演技全体を高い完成度でまとめたことが得点に反映されています。
一方、採点制度が異なる時代の記録を並べて「昔より何点高いから、現在の選手のほうが必ず優れている」と結論づけることはできません。歴代最高得点を正確に理解するには、得点の数値とともに、採点制度、種目、記録された大会の条件を確認する必要があります。

【プロの結論】パーソナルベストと世界最高得点を見分ける3つの基準
フィギュアスケートの記録には、パーソナルベスト、シーズンベスト、種目別の最高得点、合計得点の最高記録など、複数の指標があります。数字だけを追うと混乱しやすいため、記録を比較する際は次の3点を確認するのがおすすめです。
1.どの種目の得点なのか。 SP、フリー、合計得点を分けて確認します。158.13点はフリーの記録であり、合計得点の最高記録ではありません。
2.どの採点制度の記録なのか。 2018-19シーズン以降のISU公式ランキングと、それ以前の歴史的な記録を無条件に同列で扱わないことが大切です。長い歴史を振り返る場合は、制度変更の時期を確認してから比較しましょう。
3.誰が、どの大会で記録したのか。 パーソナルベストは選手自身の最高得点を指し、シーズンベストはそのシーズンの最高得点を指します。ISUの統計では種目別の最高得点も確認できます。メディアで「世界最高得点」と表現されていても、対象となる種目と統計の基準を確かめると、記録の意味を正しく理解できます。
ギネス世界記録についても、競技の公式得点と認定された記録タイトルを区別して捉えることが重要です。ISUの記録とギネスの認定が同じ158.13点を示していても、それぞれが管理する記録の目的は異なります。
今回の三浦・木原組の快挙は、フリーの歴代最高得点を更新したことに加え、五輪の金メダルとギネス認定という複数の実績が重なった点に意義があります。記録を比較するときは、単に順位を見るだけでなく、どの演技が、どの基準で評価されたのかまで読み解くことが、競技への理解を深める近道です。
【フィギュアスケートペア歴代最高得点フリー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:フィギュアスケートのペアフリー歴代最高得点は何点ですか?
A1:2026年10月22日時点では、三浦璃来・木原龍一組が2026年2月16日のミラノ・コルティナ冬季オリンピックで記録した158.13点です。ISUの公式統計では、技術点82.73点、演技構成点75.40点、減点0点と記録されています。
Q2:三浦璃来・木原龍一組の158.13点は、いつギネス世界記録に認定されましたか?
A2:ギネス世界記録は2026年10月6日に正式認定を発表しました。記録の達成日は五輪のフリーが行われた2026年2月16日です。競技での達成日とギネスの認定発表日は異なります。
Q3:ペアのショートプログラムと合計得点の歴代最高記録は何点ですか?
A3:ISUの2026年10月9日時点の公式統計では、SPの最高得点は隋文静/韓聰組の84.41点、合計得点の最高記録は同組の239.88点です。どちらも2022年の北京冬季オリンピックで記録されました。フリーの最高得点158.13点とは別の記録です。
まとめ:158.13点の価値は採点制度と記録の種類を理解すると見えてくる
2026年のペアフリー歴代最高得点は、三浦璃来・木原龍一組がミラノ・コルティナ冬季オリンピックで記録した158.13点です。ISU公式統計でフリーの最高得点として掲載され、同年10月6日にはギネス世界記録の認定も発表されました。
ただし、SPの最高得点84.41点、合計得点の最高記録239.88点は、いずれも別の記録です。また、採点制度の変更によって得点の算出方法が変わってきたため、歴代記録を比較する際には対象となる種目と採点制度を確認する必要があります。
三浦・木原組の快挙をより深く理解するには、158.13点という数字だけでなく、その内訳、更新前の記録、五輪での逆転優勝、そしてギネス認定までの経緯を合わせて見ることが重要です。今後、新たな最高得点が生まれた際にも、ISU公式の種目別統計と採点ルールを確認すれば、記録更新の意味を正確に捉えられます。 (出典: フィギュア スケート ペア 歴代 最高 得点 フリー(Yahoo!ニュース))